tsr-xyのブログ

チラ裏、メモ代わりにカキコ

Webで見つけたものにコメント

虫の本当の姿

早くも夏のような暑さを感じる今日このごろ。そろそろセミの季節となってもおかしくない。で、なんともなしにセミの一生に付いて考えて見た。なんでも、一生のうちの大半を地中で過ごし、サナギをへて成虫になって一ヶ月ほどのちに死ぬらしい。なんて悲しい一生なのだろう!って思ってた。

 

でもその見方はちがうのでは?実際は違うのでは?そんな疑問が頭を離れない。

幼虫からサナギになり、最後は成虫となって子孫を残す。

何年も土の中で過ごし、最後の最後に空を自由に飛び回り、大きな音を奏で、命を振り絞って子孫を残す。

私達はセミの一生をそんな風に解釈していた。でも違う。なんか違う。

それじゃあ土の中が長過ぎるでしょ。

 

そう、土の中が長過ぎるのだ。

人間で考えたら、真面目にコツコツと日々仕事をしている数年間の幼虫時代。

会社から飛び立って、生き急ぐかのように飛び回る1ヶ月ほどの成虫時代。

どう考えても幼虫時代が「実際の自分」でしょう。

 

そう、地中にいる状態を僕らが勝手に「幼虫」と名付け、セミとなるための準備期間であるかのように扱うが、その「幼虫」こそが彼らの本来の姿で、「セミ」はあくまでいわゆる種の存続のための生殖活動に特化した付け足し期間なのではないだろうか。

 

実際、サナギ状態の体内は一旦体がドロドロになった後に成虫になるという。

つまりは幼虫としての自己は一旦終了している。セミがあっという間に死んでしまおうが、本当の「セミ」にとってはどうでもいいのかもしれない。

Milanote 使い始めた

2022年5月17日(火曜日)

最近はっきりしない。近くの商店街へ行くにあたっても、空模様のチェックが欠かせなくなっている。

 

それはさておき、メモやアイデアをまとめるツールとしてMilanoteを使い始めた。

Milanoteについては下記の記事を参照した。

メモはノートは手書き派だけど使いやすそうだったから。

お試し。

seleck.cc

 

セスキ・スプレーの作り方

水500mlにセスキ炭酸ソーダ大さじ1

 

次に作るときにいつも水とセスキの割合を忘れてしまうので、メモとして投稿。

 

limia.jp

 

 

 

室町期はマフィア的

室町幕府は、一部の国を除いて基本的に守護が在京していたからだろうか、将軍を中心に仏ブルボン朝的な宮廷サロンのような文化を漂わせる日常と、結果生じる権力闘争の最終決着には当然の如く暴力が伴うヤクザ的イケイケ気質が入り混じったカオス状態で物事が進んでいった。

まさに、ゴッド・ファーザー第一作のドン・コルレオーネ時代の雰囲気と、三代将軍義満から八代将軍義政までの室町幕府の雰囲気が似ているように思えてしまうのだ。

薬のネット販売を99.8%も解禁しようと決めたのに、この政府の方針に猛反発している楽天三木谷浩史社長、政府の産業競争力会議の議員を辞める辞めないと騒いでいる。基本的に胡散臭いと前から思っている私から言えば「さっさと辞めろ」の一言だ。

 案の定と言うか、次の日、プロ野球の楽天球団が日本一になったのを記念してのネット販売セールスで1000点を超える不当表示事件が起こった。記者会見で、まるで責任が無いかのような発言でごまかしていたが、三木谷社長の胡散臭さと、ネット販売の弱点を天下に晒した出来事であった。

胡散臭い三木谷楽天

大臣経験のあるベテラン国会議員が激おこプンプン丸の図です。

しかしいくら憤慨していると言っても、国内有数のEコマース上場企業の経営者にして創業者である三木谷さんに対して、名指しで胡散臭いと言うのは口が過ぎるのではないでしょうか。

まあ、敢えて隙を見せて反撃を許す深谷さんなりの年長者としての心配りなのかもしれませんが、言いたい放題なんてブログタイトルなんで、こちらとしてはやや張り切り過ぎたとの見方が正解なんじゃないでしょうか。

胡散臭いなんて勿体ぶらずに素直に「勘弁ならねえ」って言い放つ方が、江戸っ子の気風の良さが感じられるのですけどねえ。

融通が効く懐深さこそ伝統

その中で、嫡出子と婚外子に人間としての価値の軽重を図るのは制度上、人権問題とバッティングするのは自明なので、夫婦別姓問題や離婚後三百日問題といった別の家族制ジレンマとセットで問題となるのでありましょう。要するに、女性の社会進出が進めば「婚姻に頼って専業主婦となり女性は家を守るのである」的な価値観は想定的なものとなって、家長とか大黒柱などといった古き良き(良いのか知らんが)日本の伝統とは無縁の社会問題ばかりが引き起こされるという話です。

 この問題には全員が納得する解決など当然あるはずもないので、政治がある程度線引きをするのは当然であるとしても、この自民党のいう日本の伝統的な家族制度というのがそもそも何で、婚外子の遺産相続の差別をなくすことがどうして家族制度を崩壊させるとするのか、良く分からんのですね。結婚へのインセンティブを高めよう、それに伴う出生率の向上や希望する女性の社会進出を進めて弾力性のある家族制度を作ろうというのなら分かりますが、ちらちらと本件調べて考えても何が問題なのかいまひとつピンと来ないのであります。

日本の伝統的な家族制度って、いつからの伝統なんだろう: やまもといちろうBLOG(ブログ)

 

保守的な立場の人は伝統という言葉が好きだ。だが日本の伝統とは何だろう。簡単に歴史を振り返っても、平安ー鎌倉ー南北朝ー室町ー戦国ー安土桃山ー江戸ー明治維新後ー戦時体制ー戦後、とそれぞれ社会は大きく変化し家族のあり方も大きく違う。

また、よく言われることだが、日本が表面的にせよ均一的な社会になったのはそれほど古くなく、大甘にいって明治維新後後。つまりは200年すら立っていない。2700年とも言われる我が国の歴史からすると伝統というには気が引けるレベルで、最近のことだから昔からこうだったと思い込んでいるだけ。

家族のあり方にせよ、武士階級であっても惣領とも言われる長子相続などは、関東武士に関して言えば戦国半ば以降に支配階級の戦国大名化の進展に伴い広まっただけで、それまでは兄弟間の分割相続が一般的だった。

戦国大名にあっても上杉謙信ならびに上杉景勝のように二代つづけて養子相続も珍しくないし、徳川家康は自害した長男以外は跡取りの秀忠含め男子はいずれも正妻の子ではないし、秀忠には兄(秀康)すら存在していたが跡取りになった。

やんごとなき方々の男子相続に関する「べき論」を社会一般に当てはめるのはやめた方がいい。なにも自ら進んで足枷をはめる必要はない。

なにかと融通が効く懐の深い社会ことしぶとい社会であり、そうした社会こそが他に誇る伝統を築くに足る時間を与えてくれると思う。